食旅記―瓔珞(ようらく)

温泉街風情、いいですねぇ。



先週のシルバーウィークに箱根湯本まで日帰り温泉へ。
駅周辺はすごい人だらけで、温泉もイモ洗い状態だったらどうしよう…と
ちょっぴり心配しながら目指す旅館へ行ったけれど
そこはそれほどでもなく、ゆったりと露天風呂を満喫してきました。


温泉で寛いだあとは、一緒に行った友達お勧めの『瓔珞』で遅めのランチ。



いただいたのは、旬香味懐石<若菜>
メインのお茶漬け以外は、季節や仕入れによってお料理の内容はたぶん変わると思われる。
この日はこんなラインナップでした。


まずは、お茶と鯛の形をした干菓子

左はオーダーした梅ジュース

小田原は梅の産地だそうで…神奈川育ちなのに知りませんでした。
ちょっと甘めかな。でも、この酸味は身体に滲みます。
あー 唾液出てきた(笑)




先付け(鯛の酒蒸し もずく添え/胡瓜の白和え 柿添え)
鯛とかんぱちのお刺身
塩辛

ぷりっとした鯛と、脂の乗ったかんぱちで美味。
塩辛は日本酒がほしくなります。




渋皮つき栗と銀杏と海老の素揚げ
寿司
秋刀魚の燻製仕立て など

パリパリに揚がった渋皮が新食感。
金紙に包まれているのが秋刀魚の燻製。めちゃくちゃ美味しかった!
もう2切れぐらい食べたかったなぁ。




たまご豆腐の揚げだし

上品なお出汁にカラフルなあられが散りばめられていて可愛らしい。




茄子と身欠きニシンの煮物(煮浸し)
冬瓜と絹さや

少し脂のある身欠きニシン、穏やかな味の茄子と冬瓜のあわせで美味。




メインの鯛茶漬けは、胡麻ダレと塩昆布から選べます。



鯛茶漬け(まったり特製胡麻ダレ)

私はこちらをチョイス。
胡麻ダレに漬かった鯛はそのままでも美味しい。お酒の肴にもなりますな。
お店の方の説明どおり、まずは2〜3切れをごはんにのせて漬け丼風にして、そのあとお茶漬けに。
お茶漬けにすると胡麻ダレの濃さは薄まるので、好みの加減をすべし。




塩昆布鯛茶漬け

友達はこちらを。




ラムレーズンの氷菓
抹茶プリン
メロン/巨峰

シャーベットとアイスクリームの中間みたいな氷菓でした。
ラムレーズンっていうのが珍しい。
和でも洋でも、コースのデザートでメロンが定番なのはどうしてなのでしょうか?
メロン嫌いの私に誰か説明してくださいっ!!! と、アンチメロン・マイノリティが叫んでみる。



ゆっくりと時間をかけての食事はいいね。
違う季節にまた来たい。 次回は塩昆布鯛茶漬けを食べるぞー。