たとえ世界が終わっても


これおススメです!!!!!!

『 たとえ世界が終わっても 』  監督・脚本: 野口照夫


まぁ、大森南朋さんが出ているから観に行きましたが(笑)
そこはアクマでもとっかかり。


贔屓目なしにみても、非常によかった。

野口監督の劇場映画初監督作品。
この監督はインディーズ映画で評判高かったそう。
今回は東京の単館上映、しかもレイトショーだったにもかかわらず上映期間中かなりの盛況だったようで、私が行った最終日は通常1スクリーンのところ、2スクリーン同時に上映しなければ捌けないくらいの超満員御礼!
そして、地方の劇場へ上映の要望が多かったため 劇場から配給会社へ問い合わせが多数あり、東京だけで終わる予定が地方都市でも上映が決定したそう。


私が観にいった劇場でも、大好評につきアンコール上映が9/29から決定!
リピートしちゃおうかな。


生きることに絶望感を抱いていた真奈美。
自殺サイトの管理人・妙田のペースに乗せられ、長田という男の帰郷につきあうことになる。
その帰郷をきかっけにマナミの心中に変化が起こり始める・・・


一言で云うなら、現実的なファンタジー
でも、しっかり地に足がついている。


マナミや長田同様に、観ているこちら側もたまに不思議なことを言う妙田のペースに自然と巻き込まれていく。
脚本もさることながら、演じ手のテンポ感や表現も非常によかった。


ぜひ観てほしい一本。
もし、観てみようかな〜って思った方はエンドロール終わるまで席を立っちゃダメだよ。



野口監督が温めていた「時をめぐる三部作」の一作目だそう。
ということは、あと二作あるってことだ!
楽しみ♪
また好きな監督が増えた。
この監督の作品はこれからもチェック必至だな。

好きなものが増えるって楽しいっ♪