All,Always,Walls

月が魚座にて満ちた翌日。


NICO Touches the Walls渋谷CLUB QUATTRO
     「All,Always,Walls」


去年の秋ごろに“一聴き惚れ”した音。


やっと生で聴きに行けたー。 約一年越し。


ワンマンは2回目なのだそう。
楽器換えの時って、ステージ上に居ると短く感じるけど客席側から見ていると意外と長く感じるもの。
その時の場つなぎはまだまだこれからという感じだけどそんなのもご愛嬌。


mini album『Walls Is Beginning』しか聴いたことないから
知らない曲が多かったけど、問題なし。
かなり楽しめた。


素通りしない声。
引っかかりがあって、声の魅力も生かしたメロディーライン。
耳に残る。
一曲の中に緩急織り交ぜ様々な表情を入れ込んでいるけど
バランスがいいので一連の流れが途切れない。
“休符”好きとしては、ヘソ下辺りが数回 きゅぅぅ となった。
(PE'Zのほうがもっとスパーンっ!!としているけど)
やっぱり<そのTAXI,160km/h>は盛り上がるんだね。
カッコイイもんなぁ。
ハダカ電球一つだけ灯す演出、<雨のブルース>に合っていて好きだ。
数日経った今でも<プレイヤ><行方><image training>が頭の中をぐるぐる。
曲名判らないけど、”月”が歌詞に出てくる曲もよかったな。


ライブ前日にVo&Gtの光村くんが21歳になり
平均年齢21歳のNICO
"伝えること"やライブの難しさを感じて向き合う真摯さ。
これからの進化がますます楽しみなバンド。


オーディエンスは若年層が厚いけど(苦笑)
おねーさんは隅っこでこれからも聴かせて頂きますわ。