声浴を満喫

原始の楽器、究極のアナログ。
先週の土曜日、1年ちょっとぶりの声浴へ。



TAKE6Billboard Live Tokyo  [1日目・2nd stage]



あ。そういえば、アカペラなんだよな。
と、ライブ中に何度か ふっ と我にかえるような感覚で認識し直してしまうぐらい
声だけで奏でられていることをついつい忘れてしまう。
毎度のことだけど。


アクロバティックなアンサンブル
深いリズムにグルーヴ
アトラクションのようなHBBや口ホーン(トランペットやトロンボーンのパートを声真似で)
絹の薄いベールを幾重にも合わせたような倍音の粒子を纏う重厚なハーモニーなど
それらが一体となった相変わらずの高質なパフォーマンスに感嘆。


毎回思うけれど、同じ人間とは思えないです。
人間の可能性ってすごいな、と思いながらも
ここまでの域に達するのは選ばれし者でしょう、と。


一緒に行った友達たちとも云っていたのだけれど
彼らのライブを生で体感できる時代に生まれてよかった。
先日(このライブの2日前)に還暦を迎えたスティービー・ワンダーのことも
彼らは話にあげていたけれど
これから先、同じような年齢になっても歌っていてほしいな。


この日も、声のシャワーが肌のキメから入るように降り注ぎ
血流が良くなったので、ぐっすりと眠ることができました。