The 8th day of 10 serieses


外は雨がポツリ。 でも、満月。 ... な、先週の金曜日。




PE'Z
@青山 月見ル君想フ
  PE’Z結成10周年企画×東京ライヴ激烈10連戦 "1・2・MAX!!" 〔8日目〕



素敵な店名に、一度行ってみたいと思う人は多いいのではないかな?
西語で月を表す「luna」をIDに入れている私は、もちろんです。
遠く離れていても、同じ月を見上げているよ…とかね、想像しちゃう。
ロマンティックだわー。


地上から階段を下ったB1Fの入口を入り
ぐるっと廻って反対側の階段を下りたB2Fがライブフロア。
吹き抜けになっているから、B1Fからステージを見下ろすかたちでライブを見ることもできる。
木材質をメインに使った内装と壁画、温かみのある控えめな照明の中
ステージ背面にぽっかりと浮かぶ満月を見ると、あなぐらから見上げているみたい。
ちょっとプリミティブ。



何なんでしょ、この人たちは!
以前の自己記録を超えた連戦8日目のこの日も、失速することなくすすんでいく。
約1時間15分という時間でオーディエンスを満足させるだけの演奏に加え
MCを最小限にした分、空気が途切れなかったのもよかったのでは、と思う。


私が行かなかった回では演奏したのかもしれないけれど
《人が夢を見るといふ事〜Black Skyline〜》は、店名にかけてのセレクトだったのかな。
そうじゃないにしても、好きな曲の一つであり
トランペットライン出だしの柔らかいのに芯のあるところが特に好きなので
自分の足元を見るように頭を少し下げて立ち止まり、音が降ってくる刹那を楽しんだ。
この姿勢、周りの人々が身体を動かすような勢いのある曲でも一人でやっている時がある。
私が音楽を聴くときのスタイルの一つです。
でもこれ、モッシュゾーンに居ると迷惑な人になっちゃうので、
そこは外して自分の居場所を確保するようにしていますよ。


この日は端っこだったけど、全員をちゃんと見ることができる場所に居たので
限られた回しか見ることができない航さんのドラミング姿を久しぶりに堪能。
相変わらず、かっこいいなぁ。
タイミングを計ったり、指示するときのメンバー同士の目配せ、好きですが
念力を送っているみたいに、ニレが気づくまで凝視している航さんも好きです(笑)



今回、3回しか行けなかったけれど
私の感覚に触れる音や休符が奏でられるたびに
「これよ、これっ!」「うわぁ」などと心のなかで云いつつの時間は毎回ギュッと濃くて
改めて、PE'Zが好きだーっっ!!! と思いながら家路についていました。


さて。これを記した今、既に10連戦は昨日をもって終了。
美味しいお酒が呑めたことでしょう。
この10連戦を経て、何かを得たであろう彼らから生まれる
来月の Realive Tour 2010年 春 ステージが楽しみ。
東京公演は自分のバンドのライブ前日だけど(汗)、もちろん行きます。
パワーをもらいに。