独特な熱


音仲間が児童館で歌っている活動に
去年の秋から参加させていただいていました。


見知らぬお姉さんやお兄さんが4つに分かれた音を積み重ねて
日本語と英語の混じった歌を歌うのを
真剣な強い瞳をこちらに向けて じっ と聴いてくれる。


その、吸い込まれそうな瞳を見るのが好き。


私たちの歌は子供たちの中に残っただろうか?
残ってくれていると嬉しい。
音楽をやっていて一番願うこと。
聴いてくれた人の心に降り立ち、何かを残していけたらと。


楽しそうに歌い、手拍子する子供たちの姿に自然と笑みが出る。
渋谷区という場所がらか、様々な国の血を受け継いだ子供たちが集まる。
知らない子同士だけど、転んだら手を差し伸べておこしてあげたり
席を詰めてあげたり。
垣根や壁なんてもともとはないんだ。
自分が小さかったときは、この子供たちのようになかったはずなのに な。


子供たちの独特な“熱”が好き。
その“熱”に触れると、エネルギーを貰いつつも癒されるのです。


この素敵な時間を与えてくれた仲間に感謝。
諸事情あり、今日で一旦この活動は休止するかもしれないけれど
また機会があったら子供たちと時間をともにしたい。