恋する妊婦


公演期間が3週間もあるのに、なぜこの日を選んだんだーっ 自分 orz
NICOも出る GRAPEVINE Club Circuit 2008@CLUB QUATTRO と被った・・・
まぁ、LIVE告知のほうが後だったからチケットは取らなかったけど
なんで今年はこうも被ることが多いのかねぇ。 神様、私なにかしましたか?


そんなわけで、クアトロの手前で曲がってシアターコクーンへ行ってきた。


Bunkamura HPより

大衆演劇の一座を舞台に繰り広げられるおかしくて切ない大人のラブストーリー。
妊婦はいったい誰に恋をしたのか・・・???
座長婦人で妊娠8ヶ月の妊婦に小泉今日子、一座の座長に風間杜夫、座長に反発する副座長に大森南朋、その妹に鈴木砂羽、出入りの八百屋に荒川良々、一座の座員には平岩紙姜暢雄森本亮治
演劇ファンの心をくすぐる、個性的な面々が出演!


〔劇作・脚本・演出〕岩松 了
〔出演〕小泉今日子/風間杜夫/大森南朋/鈴木砂羽/荒川良々/姜暢雄/平岩紙/森本亮治/
佐藤直子/佐藤銀平/中込佐知子/米村亮太朗/大橋智和/安藤サクラ


よく“女は子宮でモノを考える”というけれど、まさにそんな感じ。
但し、多くの男性が捉えている「女は感情に従い、頭で冷静に考えられない」という意味合いではなく
女性にしか解らないであろう「理屈をつけることのできない“女の勘”」という優れた察知力という意味で。


皆が本心を隠し、簡単には表に出さない。
特に妊婦の座長夫人は、女であり母でもあり守るものがあるせいかツワモノ。
誰が本当のことを言っていて、誰が嘘をついているか。
終始お互いを探りあい、結局は明快な答えがないまま物語は終わるが
そうすることが現実に一番近いのだろうな。


岩松作品だから、ところどころ笑いはあるのだけど
突き抜けた感じはなかったなぁ。
最初は脚本がイマイチ?なんて思っちゃったけれど
舞台上が波に乗り切っていない感じや、音効と台詞がかぶったりしちゃう演出もあったりで
何が影響をしていたのか判らないが、観客側も最後まで流れを掴みきれなかった感が拭えない。


風間さん、さすがです。ベテランなんだなぁ〜と改めて認識。
キョンキョンと紙ちゃん、可愛かった(笑)
良々くんが叩かれたネギの木っ端微塵さ加減にビックリ。切れ目いれていたのかな?
砂羽さんの浴衣姿色っぽいー。特にヒップライン! (どこ見てんだ)
南朋さんのおでこが少し心配(笑) 股旅姿も似合ってるー。
まぁ、どんな格好しても南朋さんだったらステキとか思っちゃうイタイファンなんですけどね;