13番目のジョーカー


【CLUB Que 13th ANNIVERSARY -club Queen and King 13th joker-】


VOLA & THE ORIENTAL MACHINE /
        NICO Touches the Walls /    
           〔opening act〕MUSIC FROM THE MARS


CLUB Queの13周年に伴うイベントのうちの一つにNICOが出るので行ってきた。

NICO Touches the Walls◆

メジャー移籍発表後、最初のライブ。
以前にも書いたとおりインディーズでもメジャーでも聴き続けるつもりなのは変わらないけど、
一ファンとしては正直もう少しあとでもよかったような気がする。
加えて、移籍先レコード会社の親会社への不信感が個人的にあるので心から喜べないのが本音。


まぁ、ただの一ファンがあーだこーだ云っても仕方がない。
本人たちが納得して決めたこととして受け入れるしかないし。
NICOの音がたくさんの人に聴いてもらえる機会ができるのは嬉しいし。


6月末ワンマン以来の参戦。今回は2マンということで50分ステージ。
三ヶ月前よりもステージングが上手くなってるー!
でも、曲と曲の間の客放置は相変わらず。どうにかしておくれ。
お馴染みの曲も毎回リアレンジしてくるからこれも楽しみの一つ。
今回は作り込まずにさらっとアレンジした感じで新鮮だった。
新曲、いい! あぁ、こうゆう感じのもNICOならではだねぇ。
早期音源化を希望!


今回唯一のスロー曲、<梨の花>はもう少し優しい表現してほしかったけれど。

演奏も心向きもどんどんアグレッシヴになってる。
次回聴けるときはどんな変化があるんだろう。楽しみ。


VOLA & THE ORIENTAL MACHINE◆

自分が所属しているグループに似ている名前なので 一瞬、 んっ?! ってなる(笑)
ナンバーガールのDrがこのバンドではG&Voらしい、という知識しかなかった。すいません。
上からシンバル,カウベル,スネアが縦に並んだセットを脇に置いて歌い、弾き、叩いてた。
メンバーがOVER30だからか(笑)、戦歴が多いからか、非常にこなれた演奏だったから聴いているこちら側はどんどん身体が動いていく。
ウケを狙っている感じはないけど、MC面白かった!
一曲にいろいろな曲調を入れ込んでいて、リズムの移り変わりもスムーズ。
楽しかったっす。

MUSIC FROM THE MARS

オープニングアクト
メインの二組が長いバンド名だから、同じく長いバンド名の自分たちが今回呼ばれたとG&Voの人が言っていた。
そういうブッキングもありなのか?(笑)


G&Vo,EB(フレットレス),Key,Dr そして、French horn(ホルン)という珍しい構成。
なぜにホルンに落ち着いたか聞いてみたかった。


こちらも多種多様なリズムを織り込んでいる。
ただ、移り変わりに段差が生じていたな。
ちょっと技巧に走りがちな点も気になった。


でも、自分たちの色を確立していた。



今回強く思ったのは、カテゴライズできない音楽が多くなったな ということ。
私自身、音楽や演奏家たちをカテゴライズするのは好きではないから個人的にはいい傾向だと思っている。
自分が聞いてきた音楽ややってみたい音楽を積極的に取り入れているバンドが増えていて嬉しい。


余談: Queの向かいにあるパチンコ屋は小池栄子さんの実家が経営してるそうです。(NICOマネ情報)