セルゲイ

奇跡的にチケ取れたので、2年ぶりに行ってきた♪


The Gospellers 中野サンプラザ
      ゴスペラーズ坂ツアー06〜07“セルゲイ”



前々回の坂ツアー2005“G10”@日本武道館 以来でした。
コンサートを観に行けていない間も、歌のお仕事では同じ番組に出ることが何度かあったから
現場ですれ違ったりはしていたけど、殆ど歌っているところは拝見できていなかった。


私の場合、爆発的に売れた14thシングル<永遠に>にはさほど惹かれず
(いや、いい曲だなぁ〜とは思いましたよ。妹尾武さん作曲だし。)
後日、たまたまTVから流れてきた曲に「うわっ。この声と曲、好み!誰?」と反応し、
調べたら19thの<Get me on>で、リードが酒井雄二さんと判明!(ちなみに曲詞も酒井氏)
そんな訳で、ゴスペラーズが好きというよりも、 >結構、失礼ですか?
酒井氏の声・曲詞センス・発想・視点・キャラクターが好き!のほうが強いので、非常に偏ってる。
でも、あの五人でなければ成り立たないステージだから
個人的趣向を抑えつつも、酒井氏:全体=5:5の割合で(笑)聴いてきた。


しかし、最近のアルバムはおろかシングルも全く聴いない・・・。
去年出た、カーク・フランクリンの『HERO』日本盤のスペシャルトラックに
カーク&ゴスの<リーン・オン・ミー>も入っているのにまだ未購入・・・。
でも、彼等のステージは曲を知らなくても楽しいから大丈夫!ということで
何も予習せぬまま会場へ。


下手側緞帳部分に真紅ベルベットカーテンが綺麗なドレープを描いて下り、
かみしもに階段のある雛壇がミュージシャンの後ろを通っていて、
その後ろ上手寄りに門扉、そこから両端へ延びる柵壁。
ちょっと瀟洒な邸宅の外側にいるみたいな感じ。
下手に木をモチーフにした曲線の美しいオブジェにクリスタルがキラキラ。
ミニマムな中にもしっかりとした豪華さを表現しているセットが素敵。


その門扉を開けて登場した五人。
最新アルバムの曲はもちろん、初期や中期の曲も交え、
聴かせる・躍らせる・楽しませるという緩急効いた枠組みのセットリスト。
DJスタイル・バンドスタイル・アカペラスタイル・・・・そして、ダンス(笑)
黒澤氏、二年前よりはダンス上達していた。よかった、よかった。
個人的に好きなのは、ツアーごとに違うメドレー。
ツナギ方や選曲の仕方がお決まりじゃないので楽しみの一つ。
もう一つの楽しみ、MC。彼等の漫談(?)に今回も笑わせていただきました。


終盤はおなじみ「なりきりゴスペラーズ」のコーナー。
会場を三つに分けて、それぞれ違うハーモニーラインを教えて歌わせるのだけど、お客さんがしっかり歌うんだよね。
皆、歌が好きなんだなって思った。
そして、ゴスは盛り上げ上手だなぁって全編通し改めて感じた。


全てが終わり、最後はステージ上の全員が門扉から中へ入り消えていく。


セットもライティングも場面ごとに効果のある演出がされていて、五人を素敵にバックアップしていた。
舞台演出の方は誰だろう? 知りたい。


今回のミュージシャンは・・・
須藤満(b)・DJバリK〜ん(turn table)・佐々木真里(kb)
玉川雄一(g)・勝浦剛(kb)・杉野寿之(ds)


約2時間45分のステージ。
飽きさせないように構成されているステージは中弛みせず、あっという間。
エンターテインメント性の強いステージを今回も堪能させていただいた。


最後に、健康オタクの北山氏がMCで云っていたビューティーお得情報を一つ。
お肌のシミ・シワの改善は、爪の付根をマッサージするといいらしいぞ。