しましたっ! してます!


東京の4公演中、前半の2日目。


DREAMS COME TURE @国立代々木競技場 第一体育館
   20th Anniversary
     DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2009 “ドリしてます?” 



迫出しステージまで2〜3mという
今まで行ったドリカムのコンサートでは一番ステージに近い席でした。わーい。
ドリカムはじめ、DCTオールスターズ各人の表情が肉眼でハッキリわかる距離ですよ!
しかも、ステージの真正面! たぶん、今後こんないい席にあたることはないと思われるほどです。
チケットを取ってくれた友達に大感謝です。ありがとう!


で、今回のDCTオールスターズはどんな人たちかな?と見ていて
赤縁メガネのかた、見覚えが…と思ったら、堀 秀彰さんだ!
彼は、ソロはもちろん、What's up ? のメンバーでもあるピアニスト。
まさかDCTコンサートで堀さんの演奏を聴けるとは思ってもいなかったから驚いたよ。



最新アルバムのオープニングと同じく、《a song for you》で幕開けしたあと
MERRY-LIFE-GOES-ROUND》と続き、序盤は新しめの曲。


今年3月でデビュー20周年を迎えたということで
1989年のデビュー曲《あなたに会いたくて》からはじまり
2006年まで遡って各年に出したアルバムから大体2曲ずつをメドレー形式で。
私は‘89年から‘96年頃までの間は特に熱心に聴いていた時期なので
その頃の曲を聴くと、自然と過去の出来事が記憶の抽斗からこぼれ落ちてくる。
まだ、私の周りでドリカムがあまり知られていなかった頃
学校の放送委員だった私は、いろんな人にDCTを知ってほしくて
《あなたに〜》をはじめ、アルバム『DREAMS COME TRUE』の曲を(まだこれしか音源がなかった)
毎日昼休みの校内放送でパワープレイして、刷り込み作戦を実施していたこともあったなぁ。
この頃から、自分がいいと思ったものを人に薦めたがる性分が出ていたようです。
まぁ、どれだけの人がこの小作戦でドリカムを知ってくれたかは分からないですけど。
そんなことをはじめ、恋愛のこと、友達のことなど、いろいろと思い出が甦ってきて目が潤む。
それと、《MEDICINE》を演ってくれると思っていなかったから
メドレーの中で少しだったけど、聴けてめちゃくちゃ嬉しい!


17年分をタイムスリップしたあとは、また近年の曲たちを。
《TO THE BEAT, NOT TO THE BEAT》、最新アルバムの中で一番好きな曲。
狂おしさを伴う情念と色気を感じる。気だるい雰囲気もいい。
じーんと、体中に沁みわたり、涙がでてきてしまう《やさしいキスをして》。
《何度でも》には、ほんと背中を押してもらえる。
私の好きな言葉で 【点は線になり、面になり、やがて球になる】 というのがあるのだけど
この曲を聴く度に、この一節が心に浮かぶ。



キラキラとした時間はあっという間で、気がつけば3時間も経っていた。
長さを問わず、いったい何曲やったんだろう? かなりのヴォリュームだった。
歌い、踊り、演奏し、喋り・・・と殆ど休みなく3時間のステージをこなす事もさることながら
20年もの間、第一線で走り続けている二人が(数年前までは三人だったのにね…ニーヒャ…)放つエネルギーは凄い。
そんな強いエネルギーがなきゃ、走り続けていられないよなぁ。
その根底には、周りの人に対しての“感謝”が常にあるのだろうと思う。
放出し圧倒するだけでなく、温かく包むようなエネルギーと共に気遣いも感じるもの。


これからも、ドリしますよ!