うた魂♪


うた魂♪』/(4/5全国ロードショー)の試写会へ行ってきた。
そこここに散らばる笑いと、みんなの心の成長。

みんなで歌うって、 楽しい! 気持ちいい!! 素晴らしい!!!


合唱部員のかすみは、歌っているときの自分がだ〜い好き!
才能と美貌に恵まれた彼女には、輝ける未来が約束されている・・・はずが、待ち受けていたのはプライドもボロボロにされる予想外のハプニング!
しかし、そのショックと挫折をきっかけに、かすみは今の自分に大切なことを発見し、本当の「合唱」の魅力に目覚めていく・・・。

みんなで創り上げるってやっぱりいい!
そして、ハーモニーっていい! よねぇ…


いろいろな高さの声がひとつひとつの織り目となって一曲の歌を織り上げる。
織り目がこぼれちゃうときもあるし、ところどころ目の詰まり方が違っちゃうこともあるけど
皆が同じベクトルで仕舞いへ向かう(努力をする)。


私は和音感が身についてないから毎回苦労しているけど
それでもハモることのできる場所に身をおいているのはこれを体感できるからってのもあるかな。
観ながら、中学時代に「NHK合唱コンクール」の予選に出たときのことを思い出したよ。




何も考えずに観られる。笑いもあり(若い人だと判らないネタもあるけど)。
が、何かしら心に必ず残ります。


ゴリ(ガレッジセール)率いる、湯の川学院高等学校合唱部が歌う<15の夜>。
ニゾンがピッと揃っていてすごくきれいだったからかなり練習したと思う。
ニゾンってホント難しいものなぁ。


この映画の主題歌及び、かすみの所属する七浜高等学校合唱部が歌う<青い鳥>を提供した
ゴスペラーズが審査員役(?)で出ていて
酒井さん→黒澤さん→安岡さん→北山さん→村上さんの順に映るのだけど
観客の殆どは村上さんでゴスだと気づいたみたいでやっと反応があった。遅いよっ!
でも、やはりあのサングラスはファンじゃなくとも認識されているんだねぇ。
他のメンバーも認識されるようになってよ〜
もちろん私は酒井さん大好きですから映りはじめで「おぉ。出とる」と吹きましたが。
別に笑うシーンじゃないのだけど(笑)



合唱は一人ではできないからこそ、自分の立ち居地を見極め
それぞれの力を出し合ってつくり上げ、聴いてくれている人の心へ届ける。
決して、個性を潰せと云っている訳じゃないし
画一化したロボットのようにならなきゃいけないワケじゃない。
お互いを尊重し、認め合わないとうまくはいかないから
足し算や引き算、時には掛け割りも必要。


でも、これって合唱に限らず普段の人間関係に必要な要素。
人間は一人じゃ生きられないもの。